障害や病気のある子どもの保護者のつどい「ひなたカフェ」の主催者が「浦安つながる子育てマップ」を制作し、配布を始めた。
同グループは、市内の公民館でプライバシーを守りながら保護者の交流ができる「ひなたカフェ ぽっかぽか」を開いている。主宰者の齊藤みゆきさんは「参加者は、個人の名前は伏せた状態で交流ができ、聞くだけで自分の話はしないこともできる。個人情報の取得もしていない。まずは「気楽に先輩ママの話を聞ける居場所を提供したい」という気持ちで開いている』と話す。
齊藤さんは、障害があったり、重度の病気を持ったりする子どもの子育て経験があり、自分の経験を若いママ・パパに役立てたいという思いで運営している。そうした中、どこに児童相談したらいいのか分からない、子どものケースや年齢によっても窓口が違うなどの分かりづらさもあることから、もう一人の主宰者、大澤裕子さんが「市内の相談窓口を一覧にした『浦安つながる子育てマップ』を制作した。
制作には半年ほどかかり、掲載機関に何度も確認し、利用者が分かりやすく使えることにこだわった。「次年度には情報が更新される内容もあるが、対応していきたい」と大澤さん。
次回の「ひなたカフェ」は1月21日10時30分から、エスレ高洲(浦安市高洲5)で開催。「浦安つながる子育てマップ」は市内の相談支援センターや市役所などに置いている。