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パリ・パラリンピック水泳金メダルの鈴木孝幸さん、浦安市から特別表彰

(左から)内田悦嗣浦安市長、鈴木孝幸さん

(左から)内田悦嗣浦安市長、鈴木孝幸さん

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 パリ2024パラリンピック水泳競技金メダリストで浦安市在住の鈴木孝幸さんが12月4日、浦安市から特別表彰された。

鈴木孝幸さん

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 鈴木さんは、パラリンピック水泳男子50メートル平泳ぎ(SB30)金メダル、男子50メートル自由形(S4)銀メダル、男子100メートル自由形(S4)銀メダル、男子200メートル自由形(S4)銅メダルを獲得した。鈴木さんは「パラリンピックで、日本で最初の金メダルになったことで、たくさんの人に注目してもらうことができた。また多くの声援のおかげで、自己ベストを更新することもできた」と報告した。

 内田悦嗣浦安市長は「日本人選手最初の金メダルだったので、私も報道を見て大変喜ばしかった。今後も浦安市のスポーツの推進などに協力をお願いしたい」と述べた。

 今後については、「今は先のことは考えられない。パラリンピックではいつも全てを出し切り、終わると何も考えられない。今回は結果が出たので充実感もある。まずは4月の国際大会を目指すが、その先のことは何も考えていない」と話す。

 パラリンピックへ過去6大会への出場、通算14個のメダルの秘訣について聞かれると「目の前にあることを1つ1つこなしていった結果。ただ、『覚悟を決めて』メダルを目指した」とストイックな面も見せた。

 浦安について聞かれると、「浦安に住んで10年ほどと長いので、地元の多くの人に応援してもらえるようになり、自分の力にもなった。東京オリンピックで少し顔が知られたので、地元で小学生から写真を撮ってほしいなどと言われることもある。浦安のイベントなども声がかかれば参加したい。浦安は埋め立て地でフラットなので車いすでも過ごしやすい街だ」と話す。

 障害者のスポーツについては、「障害のある人も気兼ねなくスポーツができる社会であってほしい。以前は障害があることで制限がかかることもあったと思うが、今後はそうした制限が少なくなっていくことを願っている」と呼びかけた。

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