
浦安の「境川にこいのぼりを泳がせる会」が4月19日、境川の猫実1丁目を中心に約300匹のこいのぼりのつるし飾りを行った。
同団体は1994(平成6)年からゴールデンウイーク期間に、寄付されたこいのぼりを境川に泳がせている。境川のこいのぼりの大半は、家庭で飾っていたものが役割を終えて寄付されたもの。その数は毎年少しずつ増えている。
同会の遠藤母都子(もとこ)会長は「毎年市民ボランティアが参加し、たくさんのこいのぼりを泳がせている。こいのぼりを飾らない家庭でも日本の文化に触れてほしい。古くなったロープなどは、寄付によって賄っている。最近はマンションで小さめのこいのぼりを飾る家庭が多く、寄付のこいのぼりも小さいものが多い。そこで今年は境川の上流の幅の狭い方にも小さめのこいのぼりを飾っている」と話す。「大きな夢だが、この活動が続くうちに浦安市内の境川全体にこいのぼりが飾れるようになるといいな、という思いもある」とも。
こいのぼりは5月5日14時30分ごろから片付ける予定。
同団体は、4月26日にアトレ新浦安とコラボをし、大きなこいのぼりに自分の夢を書き込んで、みんなの「虹こいのぼり」を同施設のガーデンテラスに展示する予定もある。