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市川動植物園で、サルの生活環境を改善する「おさるのへや」の支援呼びかけ

市川動植物園「おさるのへや」の完成予定図

市川動植物園「おさるのへや」の完成予定図

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 市川動植物園(市川市)が5月8日から、ボリビアリスザルやマンドリルなどの生活環境を改善するため「ふるさと納税型クラウドファンディング」を始めた。

市川動植物園のマンドリル

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 同園では、サルが「楽しく快適に」過ごすことができ、来場者も「見て楽しい」と感じる「おさるのへや」を作りたいと構想している。完成後は「マンドリルが土をいじって遊ぶ姿、ボリビアリスザルが木の枝を飛び回る姿、エリマキキツネザルが気持ちよく日光浴する姿が、日替わりで見られるようになる」という。

 リターンは、「完成後の施設内覧ツアー&餌やり体験&ワークショップ」(20組40 人)、オリジナルグッズ(100人)で、応募多数の場合は抽選となる。1口2,000円から支援でき、ふるさと納税からの申し込みや、口座振替、直接持参などの方法がある。目標額は1,000万円。

 市川市動植物園課長の安永さんは「当園の規模は決して大きくないが、動物の生活環境や健康を第一に考え、展示方法に工夫を凝らして運営している。今回は、『サルに日当たりの良い広い遊び場を提供したい』とスタッフが発案し、計画した共有放飼場。完成すれば、来園者も空中回廊の迫力あるシーンが見られるので、ぜひ支援してほしい」と呼びかける。

 7月31日まで。

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