
明海大学浦安キャンパス(浦安市明海1)で6月10日、同大とセンチュリー21・ジャパン(東京都港区)が産学連携協定締結式が行われた。
締結式では、同大・中嶌裕学長とセンチュリー21・ジャパンの園田陽一社長が協定書に署名した。不動産学部がある大学は全国で明海大学のみ。
協定に至った経緯について、園田社長は「センチュリー21 のフランチャイズ店の社長が明海大学不動産学部出身者だったことから、センチュリー21 から明海大学へ産学の協力について話をした。大学との協定は今回が初めて。学問として学んだ知識をビジネスに生かす、ということを学生のうちから知る機会にしてほしい」と話す。「不動産の魅力を明海大学を通して発信していきたい。今の学生が不動産業界をどう見ているのかを知りたいという気持ちもある」という。
同学部の中城康彦学部長は「今回の協定で目指すものとして、まずはインターンシップがある。加盟店での実体験学習など、世界的なフランチャイズ店であるセンチュリー21と連携することで、社会との接点を増やし実践的に理解することを目指したい」と期待を込める。