明海大学（浦安市明海1）ホスピタリティ・ツーリズム学部と三井不動産ホテルマネジメント（東京都中央区）が、社会課題に取り組む産学連携プロジェクトを立ち上げ、6月17日に発表した。

七夕チャリティーイベント　明海大と三井不動産ホテルマネジメントが産学連携プロジェクト

　同プロジェクトでは、「ホテルにおけるチャリティーイベントの活性化」「ホテルでのフードロス課題解決に向けた施策」の2つをテーマに、学生が実地調査やイベント準備、ホテル現場でのイベント体験を通して実態を把握し、三井不動産ホテルマネジメントへ課題解決に向けた提案を行う。

　「ホテルにおけるチャリティーイベントの活性化」に基づく活動の第1 弾として、7月5日・6日に同ホテルが行うチャリティー七夕イベント「HAPPY SMILE for TANABATA」に、学生がイベントサポーターとして参加する。障害者が制作した短冊にホテル訪問客が願い事を書き、館内に設置されたササに飾る参加型の七夕イベント。同大生は障害者施設における短冊制作や当日のイベントサポートを担当する。

　三井不動産PR担当者さんは「当社としては初めての産学連携プロジェクトで、明海大学との協力になる。七夕イベントではチャリティーボックスを設置し、寄付も予定している」と話す。

　七夕のイベントは6月22日～7月7日、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ（浦安市明海6）や都内の三井ガーデンホテルで行う。