浦安の広告会社「01プラン」（浦安市北栄1）が2月25日、インバウンド向けの観光情報サイト「鳥っぷ浦安（trip.urayasu-city.jp）」を開設した。

trip.urayasu-city.jp

　標準で100カ国語に対応し、「自動翻訳で見やすくなることを前提に情報を掲載している」という同サイト。飲食店などが写真とメニューを登録して言語を指定すると外国語のメニューとしても使えるため、店内での対応にも使えるという。

　同社代表の濱田賀子さんは「コロナ禍明けから浦安市内に外国人が増え、駅のガチャガチャを熱心に回して大喜びする外国人ファミリーや、コンビニのおにぎりを買って写メする外国人などを見かけるようになった。調べてみると、浦安市の観光客は3000万人、外国人はその10％ほどと推察されている。しかし、そこまでの人数を街では見かけていない。ディズニーリゾートやホテルへ来る外国人はたくさんいるが、別の場所へ遊びに行ってしまっているのでは」と話す。

　「もっと浦安という街を知ってもらうツールがあれば、浦安に連泊する人も増えるはず。屋形船やヘリポート、イクスピアリ、おいしい飲食店も多い。楽しむものはあるし、飲食店の平日の売り上げアップや土産の販売ができれば、市全体に利益があるはず」と考えた。

　そこで浦安の街を外国人に紹介するサイトを制作し、2月25 日にプレオープンした。「まだやりたいことの10％くらいしかできていないが、まずは登録してくれる施設を増やしながらコンテンツを増やしたい。ぜひ登録してもらえれば」と呼びかける。

　登録は無料。